施工の流れ

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温泉開発のフローチャート

1.泉源探査

【電磁探査】
電磁場を用いて大地の比抵抗を調査することにより地下地質構造を推定する探査方法です。
【放射能探査】
主に活断層によって形成された地下深部へ連続する亀裂を対象として、断層破砕帯などの断裂系を調査します。

2.探査報告

調査結果の統合・総合解析
地質構造(断層・亀裂等)の解析
掘削ポイントの正式選定

3.井戸設計

温泉探査結果から、温泉の貯留構造・熱源・湯量や泉質について評価します。温泉開発の可能性について判断し、「温泉開発適地の選定」「温泉井の設計」を行います。
温泉探査が終わり、掘削位置・井戸の構造が決まれば、温泉掘削の申請を行います。温泉の掘削には、温泉法により都道府県知事の許可が必要です。(掘削許可申請

4.掘削工事

    1. 【仮説作業】
      掘削位置にさく井機械を設置し、周辺機材を仮設します。必要に応じて、敷き鉄板や防音壁などを設置します。
    2. 【掘削作業】
      深度が深い温泉井戸の場合、口径の異なるケーシングを組み合わせて、井戸を仕上げます。2段もしくは3段構造とする場合が一般的で、段階的にケーシング口径を小さくしていきます。
      1段目:深度0~600mまで口径200mm、2段目:深度600~1500mまで口径150mmなどとなります。
      1段目の掘削終了後、孔内物理検層を行い、ケーシングを挿入します。 通常、1段目はケーシング外周にセメンチングを行い、浅層の冷たい地下水を遮水します。
      2段目は1段目ケーシングの内径より小さい口径で掘削します。 目的の深度まで掘削が完了後、孔内物理検層を実施し、ケーシング管・スクリーン管を挿入して温泉井戸に仕上げます。
    3. 【孔内物理検層】
      温泉掘削では、主に電気検層(比抵抗検層・自然電位検層)、温度検層を実施します。
      掘削孔(裸孔)に測定器を挿入し、深度毎の電気抵抗や温度の変化を記録します。
      検層結果および掘削サンプルから、地層の区分や温泉湧出層の判定を行い、適切な位置にスクリーンを設置するように、ケーシングプログラムを立案します。
    4. 【ケーシング挿入】
      ケーシングプログラムに沿って、温泉湧出層にスクリーンが設置されるようにケーシングを挿入していきます。
      ケーシング挿入は、定尺の鋼管・スクリーン管を溶接(またはネジ込み)しながら、目的の深度まで入れていきます。口径が異なるケーシングの継ぎ目はパッカーなどで遮水します。
    5. 【仕上げ作業】
      掘削に使用した泥水を排出し、泥壁を崩し、井戸内(ケーシング管内)に温泉を誘導します。温泉はスクリーン管を通して、帯水層から井戸内へ入ってきます。
      清水置換、スワビング、エアーリフトなどの作業を組み合わせて実施します。
    6. 【揚湯試験】
      揚湯試験は、温泉井戸の能力を調査する試験で、井戸に水中ポンプを設置して実際に温泉を汲み上げます。
      予備揚湯試験、段階揚湯試験、連続揚湯試験、回復試験などを実施。 地下水位と揚湯量の関係を測定し、限界揚湯量、適正揚湯量を求めます。また、水温、pH、電導度など必要に応じて測定を行います。
      そして、これらのデータをもとに、本設ポンプの選定・揚湯設備の設計を行います。
      また、揚湯試験結果は「動力装置許可申請」の資料とします。
    7. 【温泉分析・可燃性ガス測定】
      揚湯中の温泉水について、温泉法に定める温泉分析を実施します。温泉分析書には、湧出量、温度、成分、泉質などが記載されます。
      また温泉分析に伴い、可燃性天然ガスの測定を実施します。 基準以上の可燃性ガスを含む場合は、揚湯設備にガス分離装置など必要な措置を行う必要があります。
    8. 【仮設撤去】
      さく井機械、仮設機材を撤去して、井戸は完成です。

※動力装置許可申請
組み上げる動力装置(ポンプ)を取り付けるのにも、申請が必要です。温泉井戸の性能、利用用途や量、これらを踏まえた性能の動力装置を申請します。

5.揚湯・温泉設備

【揚湯ポンプの機種選定】
温泉井戸の能力に合わせて決めていく。
ポンプの設置深度の決定・揚湯管の選定
【給湯設備工事】
給湯配管、タンク、電気制御
【揚湯ポンプ設置】
揚湯試験などの結果により把握された井戸の能力を最大限に引き出すように設計された機器を、すみやかに安全に設置します。

6.温泉利用計画

【温泉採取許可申請】・・・組み上げの許可が出たら、それを温泉として使用する許可を申請します。
【温泉利用許可申請】・・・組み上げの許可が出たら、それを温泉として使用する許可を申請します。この許可をもって、初めて温泉を利用できるようになります。

7.営業

【揚湯設備の維持管理】
大切な井戸をいつまでも、より良い状態で使えるようにします。

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